マリーンズPLAYBACK2026 4月1日 雪辱の1勝
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2026/11/5
4月1日。エスコンフィールドでのファイターズ2戦目。ノーヒットノーランで敗れるというショッキングな出来事から一夜明けて迎えたゲームだった。そんな日だったからこそ、サブロー監督は並々ならぬ強い決意で試合に臨んだ。そして勝利した。
「大きいと思います」。試合後、メディアから勝利の意味を問われた指揮官は間髪入れず応え、笑顔を見せた。
試合前のチームの雰囲気はやはり少しばかり重かった。「最初は重かった。重かったけど、(西川)史礁がヒットで出てくれて、水を得た魚ではないですけど、そこからみんなちょっと明るくなった。あのヒットで多分、みんなが楽になったと思う」と指揮官は振り返った。
四回だった。そこまで前夜に続き無安打が続いていたが、一死から西川 史礁外野手が中前打を記録した。この一打にベンチがイッキに湧いた。二死後、寺地隆成捕手が内野安打で出塁し一、二塁。ここでネフタリ・ソト内野手が先制3ラン。マリーンズ3試合ぶり、24イニングぶりの得点は貴重な先制3ラン。マリーンズが久しぶりに一歩、前に出た瞬間だ。六回にも二死から寺地が左前打で追加点。試合の流れをぐっと引き寄せた。
移籍後初先発のアンドレ・ジャクソン投手は5回を投げて無失点。150キロを超える豪速球で強力ファイターズ打線を力でねじ伏せると、六回以降は4人の投手継投でリードを守りきった。
ゲーム中、指揮官は冷静にスコアボードを見つめながら試合を分析し続けた。点数が入ったのは四回のソトの3ラン。そして六回の寺地のタイムリー。その裏のファイターズ万波の2ラン。いずれも偶数回だった。奇数回終わりなどにグラウンド整備やイベントが行わることから、その直後の偶数回にエアポケットに入りやすいという持論がサブロー監督にある。この試合はそのロジックに沿って進んでいた。だからこそ六回には高野修汰投手。八回には鈴木昭汰投手と実績十分のピッチャーを投入した。高野は失点をしたもののリードを守りきった。鈴木も満塁のピンチを作るも気迫でしのいだ。
「鈴木は厳しいところを抑えてくれた。あそこは本当に難しいイニング。きょうはやっぱり偶数回に点が入っていた。高野も打たれはしたけど、うまく追加点をやらずに終わらせてくれた。あそこで勝負が決まったと思う」とホッとした表情で振り返った。
即日雪辱。前日の屈辱を一夜に晴らした見事な勝利だった。絶対にやり返すという想いがこもった勝ちだ。素晴らしい事象が随所に見られた。追加点の場面。二塁から寺地の左前打で藤原恭大外野手が躊躇なくホームイン。喉から手が出るほど欲しかった1点が入った。「ランナーコーチには多少厳しいタイミングンでも回せと言っているので。うまくセーフになってくれた」と喜んだ。
力強いボールで初回から勇気を与え続けた先発のジャクソンにも「初めての登板なので、あまり無理させない予定だったのですけど、本人が行くということで(五回まで)行かせた」と最敬礼だ。
最後を3人で締め今季2セーブ目を挙げた横山陸人投手の安定感にも「横山がよかった。安定していた」と褒めた。
そしてゲームには出場しなかったが影の立役者として池田来翔内野手、山口航輝外野手、山本大斗外野手の名前を挙げることを指揮官は忘れなかった。「ベンチも池田、山口、山本あたりが本当に盛り上げてくれた。おかげで雰囲気がよかった」とメディアにあえてその事を伝えた。連敗。しかもショッキングな負けの翌日。暗くなりがちなベンチで声を張り上げた。この声こそがチームを奮い立たせた。どんなときでも活気のあるチームを目指す指揮官にとって嬉しくて仕方がない光景だった。
「普段通りにやってくれたら今日みたいに結果がついてくる。今日でなんか変な呪縛じゃないけど、変なイメージも払拭されたかなとボクは思う」とサブロー監督は言い残し、力強く踵を返した。
敵地エスコンフィールドで1勝以上の価値を感じる勝利だった。ノーヒットノーラン負けという忘れることのない悔しさを乗り越え、2戦目で大きな勝利を手にした。意地の勝利だった。
文 千葉ロッテマリーンズ広報室 梶原 紀章
「大きいと思います」。試合後、メディアから勝利の意味を問われた指揮官は間髪入れず応え、笑顔を見せた。
試合前のチームの雰囲気はやはり少しばかり重かった。「最初は重かった。重かったけど、(西川)史礁がヒットで出てくれて、水を得た魚ではないですけど、そこからみんなちょっと明るくなった。あのヒットで多分、みんなが楽になったと思う」と指揮官は振り返った。
四回だった。そこまで前夜に続き無安打が続いていたが、一死から西川 史礁外野手が中前打を記録した。この一打にベンチがイッキに湧いた。二死後、寺地隆成捕手が内野安打で出塁し一、二塁。ここでネフタリ・ソト内野手が先制3ラン。マリーンズ3試合ぶり、24イニングぶりの得点は貴重な先制3ラン。マリーンズが久しぶりに一歩、前に出た瞬間だ。六回にも二死から寺地が左前打で追加点。試合の流れをぐっと引き寄せた。
移籍後初先発のアンドレ・ジャクソン投手は5回を投げて無失点。150キロを超える豪速球で強力ファイターズ打線を力でねじ伏せると、六回以降は4人の投手継投でリードを守りきった。
ゲーム中、指揮官は冷静にスコアボードを見つめながら試合を分析し続けた。点数が入ったのは四回のソトの3ラン。そして六回の寺地のタイムリー。その裏のファイターズ万波の2ラン。いずれも偶数回だった。奇数回終わりなどにグラウンド整備やイベントが行わることから、その直後の偶数回にエアポケットに入りやすいという持論がサブロー監督にある。この試合はそのロジックに沿って進んでいた。だからこそ六回には高野修汰投手。八回には鈴木昭汰投手と実績十分のピッチャーを投入した。高野は失点をしたもののリードを守りきった。鈴木も満塁のピンチを作るも気迫でしのいだ。
「鈴木は厳しいところを抑えてくれた。あそこは本当に難しいイニング。きょうはやっぱり偶数回に点が入っていた。高野も打たれはしたけど、うまく追加点をやらずに終わらせてくれた。あそこで勝負が決まったと思う」とホッとした表情で振り返った。
即日雪辱。前日の屈辱を一夜に晴らした見事な勝利だった。絶対にやり返すという想いがこもった勝ちだ。素晴らしい事象が随所に見られた。追加点の場面。二塁から寺地の左前打で藤原恭大外野手が躊躇なくホームイン。喉から手が出るほど欲しかった1点が入った。「ランナーコーチには多少厳しいタイミングンでも回せと言っているので。うまくセーフになってくれた」と喜んだ。
力強いボールで初回から勇気を与え続けた先発のジャクソンにも「初めての登板なので、あまり無理させない予定だったのですけど、本人が行くということで(五回まで)行かせた」と最敬礼だ。
最後を3人で締め今季2セーブ目を挙げた横山陸人投手の安定感にも「横山がよかった。安定していた」と褒めた。
そしてゲームには出場しなかったが影の立役者として池田来翔内野手、山口航輝外野手、山本大斗外野手の名前を挙げることを指揮官は忘れなかった。「ベンチも池田、山口、山本あたりが本当に盛り上げてくれた。おかげで雰囲気がよかった」とメディアにあえてその事を伝えた。連敗。しかもショッキングな負けの翌日。暗くなりがちなベンチで声を張り上げた。この声こそがチームを奮い立たせた。どんなときでも活気のあるチームを目指す指揮官にとって嬉しくて仕方がない光景だった。
「普段通りにやってくれたら今日みたいに結果がついてくる。今日でなんか変な呪縛じゃないけど、変なイメージも払拭されたかなとボクは思う」とサブロー監督は言い残し、力強く踵を返した。
敵地エスコンフィールドで1勝以上の価値を感じる勝利だった。ノーヒットノーラン負けという忘れることのない悔しさを乗り越え、2戦目で大きな勝利を手にした。意地の勝利だった。
文 千葉ロッテマリーンズ広報室 梶原 紀章
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