ちばとぴ!
ちばとぴ!

マリーンズPLAYBACK2026 3月27日開幕戦勝利

  63   2026/11/4

 3月27日。新生マリーンズは本拠地ZOZOマリンスタジアムにてライオンズから開幕戦勝利を挙げた。

 「オレはいっぱい持っているから」と言って、ウィニングボールは初勝利を挙げたルーキーに手渡した。サブロー監督は初陣の試合をドラフト2位ルーキーの毛利海大投手に託した。開幕戦を新人が務めるのは球団では76年ぶりの事だった。そして勝利投手となった。

 「嬉しいです。嬉しいけど、ボクが勝ったというよりも、毛利が勝てたことが嬉しいです」。

 ベンチ裏で行われる試合後の勝利監督インタビュー。指揮官の笑顔が弾けた。
 
 「ボクが一番、ドキドキしました。大丈夫とは思っていたけど。やっぱり強心臓の持ち主でしたね」と毛利を絶賛した。
 
 都城キャンプのブルペンで初めてその姿を見たときからベタ褒めをしていた。全ての球種でストライクが取れるところ。度胸満点の腕の振り。だから、いい場面で起用すると決めていた。最後は「ボクの勘。開幕、毛利は勝てると思った。結構、反対されたけど(笑)」と監督として登板日を決めた。その舞台は開幕というこれ以上ない所だった。勇気のいる決断だったが、迷いはなかった。

 四回のピンチを三振で凌ぐと絶叫した。無死二塁の時には捕手のサインに首を振ってストレート真っ向勝負。キャッチャーフライに仕留めた。この回、背番号「13」の魅力が凝縮されていた。

 「普通のルーキーなら、多分、キャッチャーのサイン通りに投げると思う。やっぱりあそこで首を振れて、しかも抑えて戻って来るあたりが、彼の素晴らしいところ」と目を細めた。そして「四回が多分、ポイントだったと思う。あの回を抑えて、勝てるかなと思った」と振り返った。

 五回を終えてベンチで交代を伝えると「まだ、いけます」との返事があった。「プロ野球の一年は長い。今日はもうここまでにしておこう」と、笑顔でなだめた。

 バックも必死にルーキーをバックアップした。新人だった22年以来、開幕スタメンマスクを被った松川虎生捕手は毛利と同じ年。相性を買われての大抜擢だった。打っては2安打2打点。3年ぶりの打点を記録。守っても安定したリードで引っ張った。
 
 「やっぱり毛利の一発目。しかも開幕なので毛利が一番、気兼ねなく投げやすいキャッチャーにしようと思った。松川もここ数年、悔しかったと思う。あんないい場面でいい打撃と守備をしてくれた。ボクも嬉しい」と喜んだ。
 
 ショートを守る小川龍成内野手も好守を連発し助けた。八回のピンチにはまったく無駄のない動きで見事な併殺を完成させた。流れはここで決まった。
 
 「八回の併殺はめちゃくちゃ速かった。あれがアウトになるとならないかでやっぱり流れは変わる。素晴らしい守備」とサブロー監督は絶賛した。
 
 ベンチでは山本大斗外野手が大声をあげ、チームを盛り上げた。サブロー監督は試合前、山本を呼び「オマエはとにかく今日はチームを盛り上げろ。ベンチを飛び出してもいいから盛り上げろ」と指示。山本は必死に声を出し、先発の毛利と仲間たちを激励し続けた。ムードを作り上げた影のMVPだった。
 
 こうして2026年のペナントレースは始まった。ここから6ヶ月を超える戦いが続く。季節は春から夏、秋まで続く長丁場。「ボクもこれからどんどん勉強をしていかないといけないと思う。今日はうまくいったけど日々、勉強」と勝って兜の緒を締めた。3月27日をスタートに、サブローマリーンズは戦いながら季節と共に成長していった。

千葉ロッテマリーンズ広報室 梶原 紀章
千葉ロッテマリーンズ チャンネル
千葉ロッテマリーンズ チャンネル
「千葉ロッテマリーンズ」の公式チャンネルです。マリーンズ広報担当が最新情報をお届けします。
プロフィールや他の投稿を見る

シェア送る