ちばとぴ!
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本当は教えたくない裏路地の隠れ屋バー「幻想即興酒場 草の戸」で おばあちゃんの味に出会う!

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  2023/2/6
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以下は 2 年前に書かれた内容です

ちばとぴ!グルメ部です! 

千葉市科学館などが入っている中央区のランドマーク「きぼーる」からほど近い路地裏に、
知る人ぞ知る隠れ家的バーがあり、そこでランチが食べられるという情報を聞きつけ早速向かってみたところ…。

店の外観を目にしたとたん、カシャカシャとiPhoneのカメラが作動していました!
ビルとビルの間に窮屈そうに挟まれた古びた一軒家。そこだけ、黄と緑の色で縁取られた異空間が存在していました。

思いがけず秘密基地を見つけたようなワクワク感。
どんな世界が店内に広がっているのか…。

その名も「幻想即興酒場 草の戸」。その扉を開けてみましょう!


めくるめく路地裏の不思議な空間へ

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めくるめく路地裏の不思議な空間へ
店内に入ると、ここはバー? アンティークショップ? と一瞬どこに迷い込んでしまったのかわからなくなるようなタイムスリップしたような空間。

外界と店内とのギャップに驚きながらこじんまりとした店の中をキョロキョロと見回していると、カウンターの奥から金色の髪をなびかせた物腰柔らかなオーナーが出迎えてくれました。ランチのピーク時間から外れていたので、客はグルメ部員3名のみでした。

オーナー一人で切り盛りしている様子に、いろいろつっこみたいところを我慢して、まずはランチをいただくことに。
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メニューひとつとっても、フォトジェニック
定食は「ハンバーグ」「しょうが焼き」「チキンバターマサラカレー」の定番と、その日で変わる「草の戸ランチ(この日は「カニクリームコロッケとメンチカツ」)の4種。

ボリューム満点「ハンバーグ」

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ハンバーグ定食1000円(税込み)
グルメ部員Hは、「ハンバーグ」を選択。

目玉焼きがのった肉厚のハンバーグには、キャベツの千切り、トマト、マカロニサラダ、ハムといったノスタルジー感あふれるザ・日本の定食の副菜が添えられていることに喜んでいると、「お待たせしました~」とご飯が乗ったプレートが!
そこには、だし巻き卵、ダイコンや厚揚げの煮物、お新香にワカメと油揚げの味噌汁。「いやいや煮物定食頼んでないし!」と心でつっこみましたが、この惣菜を含めて「ハンバーグ定食」だそうです。
なんというボリューミーな定食でしょうか。

肉厚のハンバーグは大きめで、デミグラスソースが目玉焼きと絡んでこれだけでもご飯に合う。ハンバーグは、ミンチがぎゅっと詰まった手作り感のある家庭的な味。甘いタマネギが絡んだ濃い目のソースは肉厚なハンバーグとの相性が抜群です。
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定食についてくる惣菜やご飯、味噌汁がセットになったプレート
すでに大きなハンバーグでお腹は満たされてきているのですが、もうひとつのプレートで和の「味変」へ。

だし巻き卵は少し甘めですが大根おろしでさっぱりと味わえます。そして、煮物は、厚揚げ、ニンジン、ダイコン、シイタケ、鶏肉がどれもしっかりとだしの味が染みていて、とにかく胃にも心にも優しい。外食でまさかのほっこり煮物に出会えるとは感動すら覚えます!

調理の終わったオーナーにその秘密を聞くと、おばあちゃんがいつも作っていたのをそば見ていて覚えたのだとか。「おばあちゃんの味」に納得です。


ご飯がすすむ「しょうが焼き」

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しょうが焼き定食1000円(税込み)
グルメ部員Nが注文したのは「しょうが焼き」。

豚肉にしょうががきいた甘辛のタレがガツンと絡み、こちらもご飯がすすむ一品。添えられた大根おろしと一緒に味わえば、さっぱりとした味になりお腹への配慮を感じます。

もちろんこちらの定食にも、キャベツやマカロニサラダの副菜に、煮物プレートもついてきます。

トロトロクリームが美味な「カニクリームコロッケとメンチカツ」

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この日の草の戸ランチ「カニクリームコロッケとメンチカツ定食」1000円(税込み)
「カニクリームコロッケとメンチカツ」を頼んだのは、グルメ部員F。

クリームコロッケは、持ち上げると中のクリームがこぼれ落ちるほどのトロトロさとボリューム。コクがありまろやかな味つけです。
メンチカツも、揚げたてサクサク。口に入れるとジュワッと旨味が広がります。

オーナーの魅力が詰まった店

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入り口にはBARとあるのですが、ランチも営業中。ためらわず店内へ
オーナーに話をお伺いすると、このお店がオープンしたのは約20年前。バーとして夜だけ開いていましたが、コロナ禍の影響で昼のランチも営業することになったそうです。
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夜はまた違う顔を見せるBARに。アルコールは一杯500円から
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昼間はピアノもテーブルに変身。ライブ空間にも変身します
大正ロマンが好きだというオーナー。アンティークのカウンターやヴィンテージ(20年以上前につくられたもの)なバーチェア、コレクティブル(製造後30年~100年未満のもの)なグラス、あきらかに年代物のラジオやステンドグラスがはめ込まれた窓などなど、アンティークやリサイクルショップを巡り出会ったものばかりだとか。

「草の戸」という店名は、おじいちゃんが好きだった俳句で、松尾芭蕉が旅に出るときにうたった「草の戸も 住み替はる代ぞ 雛の家」の句に由来しているそうです。
「幻想即興酒場」とは、夜はバーとなり、ときにはライブスペースにもなるから。音楽好きで、かつてはチェロも弾いていたというオーナー。なかなかの多趣味です。
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オーナーの宮吉英樹さん。人柄に癒されます!
おばあちゃん子で、チェロを弾き、アンティークが大好きなオーナー。その不思議で魅力的な人柄にひかれて集う客は多いようです。語りつくせないストーリーがある隠れ家的なこのお店、ちょっと疲れたな~と思ったら扉を開けてみてください。
きっと店を出たときには元気が戻っているはずです! 

2階もあり、貸し切りスペースとしても活用できます。


幻想即興酒場草の戸
電話:043-356-5774
住所:千葉市中央区中央4-13-32

営業時間:
11:30~14:30(L.O14:00)
18:00~24:00(L.O23:00)
日・祝休み(イベントがある場合はオープン)

オーナー宮吉さんのインタビュー動画!

以上は 2 年前に書かれた内容です
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